「一日小羊会」の恵み                牧師 中田義直

先日、東京地方連合の一日小羊会にサポーターとして参加してまいりました。小羊会は30年以上前に、小学生教会員の「信徒会」という位置づけで活動を始めました。発足にあたっては女性会の方々がリーダーを担ってくださることとなりました。ですから、今でも女性会が中心となって天城の小羊会キャンプや各地方連合の小羊会が運営されています。東京連合でも、女性会の方たちが毎年、一日小羊会を運営してくださっています。
今年の一日小羊会では、東京北教会の魯孝錬牧師が講師を務めてくださり、「私たちは一つ」というテーマで素晴らしい集会を持つことができました。子どもたちは「お話し」を聞くだけでなく、韓国、ブラジル、イラン、インド、ルワンダ、カンボジアのブースを回り、それぞれの国の挨拶や平和という言葉を覚えたり、小さな工作をしたり、その国の食べ物や飲み物を味わうなど、素晴らしい体験をしました。
短い時間の中でしたが、子どもたちは「異なる文化」や「異なる国情」などをしっかりと受け止めていたようです。そして、講師の先生のメッセージを通して、違いを大切にすることの豊かさと、違う者たちが神様によって結ばれていることの素晴らしさを感じ取っていました。
現在、日本には100か国以上の方々が住んでいます。そして、教会に集っている方もたくさんおられます。私にとって、この「事実」の素晴らしさを子どもたちと共に味わうことのできた、素晴らしい一日でした。