「福音」を伝える                  牧師 中田義直

主イエス・キリストはすベてのものを新たにするために 再び来りたもう。(市川大野教会信仰告白より)

私たちの教会の信仰告白には「イエス・キリストは神の子としてみ旨に従って人となり、すべての人間の罪の救いのために十字架につけられ、三日目に死より復活し、それによって罪と死を克服したもうた。」と記されています。罪からの解放と死の克服という恵みこそ、私たちに届けられた素晴らしい神様からの知らせ「福音」です。
そして、神様は宣教という方法によって私たちに「福音」を伝えてくださるのです。神様は、ご自身の圧倒的な力によって、有無を言わせず私たちに「福音」を信じさせる、という方法を選ばれませんでした。神様は、一人一人に語りかけ、福音を信じるようにと呼び掛けておられるのです。
互いの人格を尊重しなければ、信頼や愛という関係は生まれません。神様は、意のままに動くロボットのように従わせる関係ではなく、信じ、愛するという人格的な関係を求めておられるのです。そして、そのために時間のかかる宣教という方法を選ばれました。
やがて、イエス様が再び来られる「完成の時」がきます。その時まで、私たちクリスチャンは御心に従い、福音を人々に述べ伝えるのです。