この日本の風景の中で                牧師 中田義直

先週は、本当に多くの方々とイエス・キリストの誕生を祝い、共に喜ぶことができたことを心から主に感謝いたします。クリスマスの礼拝には、始めて教会にいらした方や久しぶりに教会にいらした方もいらっしゃいました。一つ一つの出会いの中に、教会に注がれている神様の祝福の豊かさを感じ、嬉しく思っています。
そして、今日は今年最後の主の日です。2017年は1月1日が日曜日、そして、12月31日が日曜日です。今年を振り返りながら「主の日」に始まり、「主の日」に終わる一年だったのだと改めて思いました。
私たちクリスチャンは日曜日を「主の日」また「聖日」と呼びます。それは、週の初めの日(日曜日)にイエス様が復活されたからです。ですから、日曜日に共に礼拝をささげ、主イエス様が十字架の死と復活を通して成し遂げてくださった「救いの恵み」に心を向けるのです。そして、この「救いの恵み」に気づくとき、クリスマスの喜びはひと時の「喜び」ではなく、私たちの人生を変えるほどの大きな喜びとなることでしょう。
ところで、日本では先週までクリスマス一色だった町の中がすっかりお正月となっています。私たちは日本に生きる者ですから、この日本の風景を大切にしつつ、イエス様が与えてくださった「救いの恵み」を証ししていきたいと思うのです。来る年も、教会に託されている福音伝道の働きを共に祈りつつ、担ってまいりましょう。