「喜び」を伝えましょう 牧師 中田義直
今日の午後、クリスマス・バザー&オープンチャーチが行われます。いよいよ、市川大野教会の今年度のクリスマスプログラムが始まります。
クリスマスは、私たちクリスチャンにとってイースターと並ぶ喜びの祭り「祝祭」です。ヨハネ福音書3章16節に「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」と記されているように、神の御子イエス様の誕生には、私たちに対する神様の愛が示されています。そして、「その独り子をお与えになったほどに」という言葉は、独り子イエス様の十字架の死、私たち人間の罪を贖うための死を意味しているのです。
神様はご自身の深い苦しみを通して、私たちに対する愛を示し、罪人の救いを完成させてくださいました。ですから、教会暦を重んじる教会や教派ではクリスマス前の時期を自らの罪を見つめる時としています。
日本ではクリスマスは年中行事として広く認知されていますが、クリスマスの真の意味、そこに示されている「神の愛」が伝えられていないという現実があります。クリスマスの「喜び」は、ひと時の儚い「喜び」ではありません。私たちの人生を決定づける朽ちることの無い「喜び」です。
クリスマスに行われる一つ一つのプログラムを通して、私たちに示されている神様の愛を「証し」してまいりましょう。そして、クリスマスの喜びを伝え、共に神の御子の誕生をお祝いいたしましょう。